本日3時ごろだったか、玄関先にいた方から、小鳥が落ちたので、植木鉢の脇においておきました、といわれた。
このままでは、猫やカラスにきずかれたら、かわいそうと思い、前のカルガモを世話してくださった前の家の奥さんに、その時の
かごがないか、聞きに行った。まだケージが取ってあるとのこと、しばらく保護しておくかと、近づいたら、急にバタバタと飛び上がり、崖線に近い木に飛び上がった。
しばらく休んでいたので、元気になったのだろう。よかった、よかった。
この辺は、まだまだみどりも多く、自然豊かだ。いつまでも、このような環境を維持したいものだ。
*鳥の名前は現在調査中です。
12/24 小鳥の名前が、シメと判明しました。
スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種である。蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)という異称がある。
平地から山地の落葉広葉樹林や雑木林に生息する。また、市街地の公園、人家の庭でも見ることができる。
ムクノキ、エノキ、カエデなどの種子を主食とする。果肉の部分は摂取せず、太い嘴で硬い種子を割って中身を食べる。地鳴きは「チチッ」「ツイリリーッツー」。他のアトリ科の鳥と比べると鋭い声である。
(wikipediaより)
学園正門前の落葉掃きは17年目を迎え、今年も成城学園のOB会の方々が掃き続けておられます。
成城の秋の風物詩として欠かせない美しい景色ですが、平成14年頃、高齢化や土地の細分化から、掃除が大変、新しい駐車場の邪魔になるからサクラやイチョウを切って、と言う話が頻発し、対策として、イチョウは成城OB会がサクラは成城自治会が区からの依頼や協力もあって掃除をつづけております。イチョウには成城学園の大学生から小学生まで参加し、サクラには明正小6年生が二日に分けて70名づつ参加しており、まさに秋の風物詩です。
昨8日(日)喜多見慶元寺で地元の「テヅクリはたけの会」さんと「世田谷みどり33協働会議」が落葉掃きと焼き芋をやらせていただいたところ、大勢のおとうさん、お母さんに、子供さんたちが参加して下さり、大盛況でした。
参加して、落葉を掃いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
今年は紅葉がなかなか進まない成城です。ここしばらくは、雲や霞で富士山の雪も見えずでしたが、昨日は朝晩真っ白な富士の姿が見えました。」
今朝久しぶりに、雲一つない快晴。22日午後に初冠雪した富士山が、成城西口のアグリス成城北側通路から、はっきりとその雄姿を見せてくれました。
育ててくださったご夫妻が、その後2回井の頭の池を見に行かれた。なんと、3羽が仲良く池を泳いでおり、その様子を動画で見せていただいた。コガモたち頑張れ!
8月2日(金)の夜、ご近所のご夫婦から電話がかかってきた。お話の内容は、ワンちゃんの散歩途中、崖線上の公園の前の道を生れたばかりのカルガモの赤ちゃんが3羽よちよち歩いていた。危ないので助け、通りかかった他の方と一緒に親鳥を探したが見つからないとのこと。夜遅かったこともあるが、どこも受け入れてくれず、ご夫妻が引き取ることになった。
あちこち問い合わせ、鶏のエサに小松菜の若葉を混ぜて育てた。
8月11日(日)、たった9日間だが急に大きくなってきたとのこと、野川か仙川へ放すか。
9月10日(火)いよいよお別れのあいさつ。40日弱だったがすっかり大きくなった。結局ご夫妻は井の頭公園の池へ放すことにしたとのこと。子カルガモ達頑張れ!
*左から、崖線上の道に迷い出たカルガモの子供・日増しに大きくなる子供たち・40日後いよいよお別れの日
今年の猛暑にも負けず、7月5日にトラストのビジターセンターの駐車場前に植えた、野川のオオシマザクラのクローンに若芽が5か所も出て居ました。野川から切り取って植えた7月5日の後、ありがたいことに、20日間ほど梅雨が続き、これはいいな、と思っていましたが、その後カンカン日照りが続き、バケツで2杯づつ何回か井戸の水をかけてはいましたが、心配していました。それが、何と、今朝4丁目緑地の掃除のあと、様子を見に行ったら主幹から3か所、分かれた枝の元から2か所、新芽が出て居ました。しっかり根がついた証拠だと思い喜んで報告させていただきます。
我が家の桜も暑さのあまり、黄色の葉をたくさん落とし始めた今日この頃、ほんとにこのクローン頑張って呉れています。
来年の春が待ち遠しいです。
*3番目の写真「オオシマザクラの花」
普段野川で一緒に活動している友人から、2年前の9月に1輪だけ咲いたこのオオシマザクラの写真が送られてきました。
このクローンもその血を引いているのですね。
春にはチューリップの花壇で道行く人たちを楽しませてくださった、富士見橋通りのお宅の花壇に、大きなひまわりの軍団が並びました。通りの両側に3m位の大木のようなヒマワリが真黄色の大きな花をつけて並んでいます。
このお宅の花壇は次々に季節の花を通行人や車にも見せてくださっています。
地球温暖化が年々ひどくなる中、野川の洪水対策が二子玉川から毎年250mづつ上流に進み、昨年世田谷区部最後の神明橋上流まで終了し、オオシマザクラを含む樹木問題だけ残っていたが、昨晩(7月24日)説明会があり、オオシマザクラを含む5本の樹木が残ることが決まった。
オオシマザクラについては、
・景観面、環境面を考慮、治水面を川幅が広いこともあり、流量をしっかりカバーし、根の周りをしっかりじゃかごでカバーし、残すことが決定された。また、残りはしたが、サクラの状態は決して強くなく、地元の方々がクローンを作り、川岸の野川緑地広場に植えられています、と発表された。
昨7月5日(金)9時から、野川のオオシマザクラのクローン(取り木をして根が出たもの)を根のすぐ下で切り、神明橋を渡って、トラスト、ビジターセンターの駐車場南側の野川緑地広場に植えこみました。
幸いにも、野川のオオシマザクラは河川改修時は祖のままで、今年の冬の工事で根の周りをガードして、大雨の抵抗になる枝をきりおとし、流失を防ぐといううことです。
毎年きれいな花を私達に見せて呉れて居る、このオオシマザクラですが、実は長年の水圧に耐え切れず空洞化が激しく、何時倒れてもおかしくない、と樹木医に言われています。そこで私達は、取り木でクローンを作り、今回野川緑地広場に植えこみました。
成城三菱銀行前の写真屋の軒先に、ツバメの子達が大きな口を開けて、母親が運んでくるエサをねだって鳴き叫んでいました。
どこから探してくるのか、新しい巣が出来て2年ぶりに5羽の子供が生まれ、毎日賑やかだそうです。
先ず河川改修後1か月たった野川、豪雨対策のため河川改修された小田急から谷戸橋までの間、多自然型川づくりで自然に優しい形で、改修してくださり、特にこの地区が、日本生態系協会が選んだ、関東水の百景に選ばれていることもあり、左岸(下流に向かい左側)はほとんどいじられていません。昭和45年、狛江から野川をここに移した時、この区間だけ、川幅を広く作ってくださっていたので、深く掘らないでもすみ、自然のままで改修が出来ました。先人と東京都に感謝です。
成城の富士見橋通りの線路の南側に、きれいなお宅のフェンス沿いに色とりどりのチューリップの花壇」と、通りをはさんで反対側にきれいなチューリップのお花畑が出来ました。車だけでなく、明正小学校の通学路でもあり、通られる方々にもさわやかな春のいぶきを感じさせる、すばらしい景観を提供してくださいました・
成城の街が出来た時から言われている「公園のような街」を提供してくださり本当にありがとうございます。感謝申し上げます。
2019年、成城の桜まつり(成城駅北側桜並木)は4月6日(土)7日(日)10時~16時に決まりました。
野川沿いのビジターセンターにて4月7日(日)桜カフェが開設されます。
3月6日、東京都の建設事務所の方と、今年の工事状況と来年度の工事区間の現場確認のため、野川を歩きました。
写真は工事が進む野川神明橋周辺の様子、階段、親水階段など。
このホームページを見て下さっておられる方たちに感謝!
継続は力なり。なんと、平成31年2月25日、ついに6000人を超えを達成しました。外国からの訪問者を合わせると7695名。(Google Analyticsアクセス解析より)
これからも成城周辺のきれいな景色や樹木の写真を皆様にお届けしたいと思います。
野川の河川改修工事が始まってからしばらく経ちました。他のエリアに比べれば、何もなくなってしまうことはなく、左岸(成城がわ)はほとんど残っていますが、中には大きな木の切り株が真っ白な切り口を見せていたり、川底に鉄板が引かれていて、やはり、悲しい気持ちになりました。また、川べりを散歩されている方々も心配顔で川を見て居られる感じでした。残ることがほぼ決まったオオシマザクラもあちこちにテープが張られ下枝の部分は、切られるのだと思います。
左から、2月2日神明橋上流、神明橋下流、野川左岸の切られた木、残るオオシマサクラ、クローン作成のため取り木中のオオシマサクラ
野川(小田急上流部〜神明橋上流)の河川改修工事が、正月明けから始まった。
神明橋上流を堰き止め、川の水を配管で下流部へ送り、その間の右岸を少し掘削、流量を増やす工事を実施するもの。
この間の貴重な植物は12月中に左岸に東京都と住民団体で移植し、魚や水生昆虫は1月11日に救出し下流に放流しました。
ダイサギとアオサギの写真は、堰き止められて出来た水たまりに残った魚を狙って集まったものを1月14日写したものです。
水害対策の工事なので、魚さんたち、ごめんなさい。サギさんたち、しっかり見つけるものですね。
中川 清史
野川の洪水対策として多摩川の合流部から毎年250mづつ進んできた河川改修、いよいよ世田谷区部の最終区間にかかった。
小田急の下をくぐり、神明橋の上流部まで今年の冬実施される、この地区は川幅が広く、基本的には、人が入りにくい左岸をいじらず、右岸側を広げることとなる。そこで、右岸サイドにある貴重な野川らしい、ススキ・オギ・ヨシを左岸に引っ越すことにし、12月19日実施した。
東京都から工事業者を含め9人、「野川多自然川づくり」から5人が参加し引越しを実施。
水生昆虫やおさかなについては、川の水を止めた後、1月11日に実施の予定です。
中川 清史
成城北のサクラ並木の落ち葉掃きをしました。銀行や証券会社、商店街の方もいれて18名。皆でのお掃除で瞬く間にきれいになりました。写真右はきれいになったサクラ並木。
皆さんお疲れさまでした。
この1年の「みどりの恵み」に感謝する「世田谷落ち葉ひろいリレー」が11月1日、新規参加の豪徳寺を皮切りに今年も始まりました。春には花や新緑、夏には涼しい木陰、秋には紅葉、更には酸素を生み出す樹木に感謝し、皆で落ち葉を拾う試みは、世田谷中で輪を広げています。今年は20箇所で住民団体や地元の方々が中心になり、世田谷区とも連携して落ち葉ひろいを実施されておられます。
地球温暖化が極端に進む中、自然の恵みに感謝し、ささやかでも協力し合ってみどりを増やし、環境に優しい住みやすい世田谷を育てていきましょう。尚、スケジュール等は、区の各まちづくりセンターに置いてあります。
11月10日 4丁目緑地の落ち葉掃き(左2枚) 11月11日 ハケの林の落ち葉掃き
9月の大風台風24号で、成城の崖線や並木の高木がずいぶん倒れたり折れたりして被害が出ました。幸いなことに人身事故や交通被害にはなりませんでしたが、猛暑や洪水に続き、強風が長時間続くという第3の災害が、今後は考えられるようになってしまいました。緑を存続させたり、増やしたりするのがますますむづかしくなります。
「地球温暖化が極端に進み、猛暑やゲリラ豪雨の心配だけでなく、今度は長時間続いた強風で、国分寺崖線のアカマツや並木のサクラやプラタナス、保存樹木のケヤキやヒマラヤ杉が、たくさん倒れたり太い枝が折れて落ちてかなり被害が出てしまった。
何とかしなければならない。地球温暖化を防ぐには、やはり自然(みどりや木)の力を借りて気温を下げる工夫を考えねばならない。国分寺崖線などは高木を残せる貴重な場所です。民家や道路と接する場所に、低木の落葉樹で大風が吹いても周辺に影響が起きにくい緩衝帯を作り、萌芽更新をしながら崖線の高木を存続させるなど、知恵を働かせながら暮らしやすい環境を作っていきましょう。」
まだ暑い日もありますが、時々は秋の気配も感じられるようになりました。
6月23日に取り木をして、早いものでもう3か月。9月16日「野川とハケの森の会」が「野川清掃」を
実施した時、樹木医の川瀬さんと数人で、そおっとカバーを外して根の状態をチェックしてみました。
7本取り木したのですが、うれしいことにその内1本に白いひげ根がたくさん出ていました。残りの6本は将来「カリス」という根になると思われるコブがたくさん出ており、10月にもう一度様子を見ることにしました。10月には水槽を用意して、水中で栽培をやってみたいと考えております。
なんとか、クローン作りにまた一歩近づけた感じです。
中川清史
嬉しい話です。今年もまた世田谷区が「湧水保全重点地区」で、浸透型の雨水専用下水管の埋設工事を、埋蔵文化財の調査もやりながら進めてくれております。地球温暖化の現在、湧水保全は勿論、豪雨対策としてもありがたい話で、感謝です。
中川 清史
*写真左から 雨水保全重点地区 浸透型雨水専用下水管埋設工事 夜や祭日はフタで安全な工事個所
6月23日(土)のワークショップで取り木をしたオオシマザクラの取り木たち。2週間が経過したので、野川多自然川づくりのお二人が(門倉さん 今田さん)チェックしてくださった。カバーを開けたところ、中にこぶが出来ており、樹木医さんのお話では
これが「カリス」という根になる部分だそうです。先ずはクローンに一歩前進できたかな。
今田さんよりのご報告は下記に転載させて頂きました。
中川 清史
『7月8日、門倉代表と、取り木の様子を見てみました。取り木の透明ビニールのものと、一番親木の主幹に近い「ひこばえ」は黒ビニールのままにして、その他の5本を半透明のビニールに替えて、ついでに1本の中の様子を見てみました。
誰かが昨日今日あたり水やりをしてくれていたのか、水苔は湿っていました。
皮をむいた上端の下にこぶのようなものが出来ていました。
ここから根が出るのでしょうか。
ひこばえの5本は、葉も元気でした。
横枝に取り木したものは、少し枝の先の葉がしおれていました。
今のところ、ひこばえの5本はうまくいっているのかなと思いました。
ご報告まで。』 (野川多自然川づくりを考える連絡会 今田裕実子さまより 文・写真)
写真「ひこばえ」「横枝」
去る6月23日(土)野川神明橋上流のトラストビジターセンターで、「野川多自然川づくりを考える会」主催による野川オオシマザクラのワークショップが開催されました。
このオオシマザクラは、トラストビジターセンターの前にあり、春には素晴らしい景観で私達を楽しませ、また普段はカワセミやコサギたちに小魚を狙う格好の場所を提供しています。
今年の冬の河川改修でサクラはどうなるか、いや、昨今のゲリラ豪雨の増水で洗堀されて流失が心配され、且つ、樹木医の診断で幹の中の空洞化も進んでいるという、心配の多いオオシマザクラ。
そこで今回のワークショップは、世田谷区や近くのみつ池の樹木医である川瀬裕一郎さんを講師に開催されました。
〇内容
東京都の河川改修で残していただいたオオシマザクラの、今後の寿命を含んだ健康診断。
将来を考え、どう子孫を残すか、その方法。(クローンの作り方)(種まき・挿し木・取り木)
クローンが出来たとしてどこに植えるか。
等を勉強し、話し合いました。
天気も雨模様だったので、先ず現場で取り木を7本川瀬さんの指導で実施、その後ビジターセンターに移り挿し木や勉強、移植場所の検討を行いました。(川の中のため、東京都、世田谷区の許可は前もっていただきました)
みんなに愛されているオオシマザクラの今後を共有できた素晴らしいワークショップでした。
中川 清史
写真左から
オオシマザクラのワークショップ・樹木医の指導・取り木の実施・挿し木の指導・ビジター前のオオシマザクラ
「崖線みどりの絆」は、世田谷区本庁第1庁舎1Fロビーにて、今年も「豪雨対策パネル展」に参加します。
本日6月11日(月)~15日(金)まで。この間に本庁を訪ねられたら、ロビー奥のパネル展示コーナーへどうぞ。
世田谷区のガーデニングフェアが26日(土)27日(日)の両日、馬事公苑前の新緑のケヤキ広場で開催されました。
お天気にも恵まれて、約2万人からの人で賑わいました。植木や草花のお店はもちろん、いくつもの雨庭、さらには何軒もの屋台が焼きそばやクレープ他の食べ物を並べ、高齢者や若者、特に日曜日は子供連れが多く、世田谷区の住民が如何に「みどり」が好きかが良くわかる2日間でした。区政100年の2032年にはなんとか「みどり33」を達成したいものです。
*上の段:ガーデニングフェアの賑わい *下の段:左から「緑の駐車場」「崖線みどりの絆のパネル展示」「雨庭」
成城のまちは、ご承知の通り昭和初期に成城学園が誰も住んでいない原野を切り開いて、自分たちの手で作ったまちです。
当初から「緑とゆとりに包まれた公園のような環境をもつまち」を目指しておりました。
外を散歩される方々が楽しめるように、庭も垣根も開放的でおもてなしの心であふれているのです。今が一番楽しめる時期かもしれません。
中川 清史
今年はフキに天候があっているのだろうか。春先にはフキノトウが良く取れたし、今、フキがどんどん育つ。今日は2回目の収穫をした。前回同様、佃煮を作ってもらった。作りたての佃煮は白いご飯に本当によく合う。ああ、日本に生まれてよかった。
中川 清史
日程を早めに決めた今年の成城さくらフェスタ、4月7日(土)には葉ザクラになっていた。はたして人が来てくれるだろうか、
心配だった。だが、天気も良く、500Mからの歩行者天国にお店がたくさん出ていたこと、遅咲きのサクラも随所に満開の花を咲かせており、大変な人波だった。本当に日本人はサクラが好きだ。ただ、世田谷区も植え替えのサクラに”早く咲くもの、遅めになるもの・枝を広げないもの、上へ伸びる樹種・ピンクだけでなく赤や白、薄緑、八重、など対策を考え、また住民も秋には成城自治会と成城学園のOB会が中心になってサクラやイチョウの落ち葉掃きを実施し、それに地元明正小学校6年生全員や多くの企業も参加してくれている。それらのおかげも重なって、葉ザクラでも大勢の方たちが今年も成城のサクラフェスティバルに、来てくださっているのだと思います。来年もまた、きれいに咲いて皆を楽しませてほしいものです。
中川 清史
毎年、目を楽しませてくれる東宝撮影所の夜桜ライトアップ、今年の日程が決まりました。
3月31日(土)~4月4日(水) 18時~20時 雨天中止
老木になったので少し手を入れたとはいえ、川面に映る姿は素晴らしい。 一見の価値あり。
中川 清史
今年のサクラが例年より十日も早く咲いてくれたので、みどりの絆定例会の昨日3月25日(日)に「崖線サクラ歩き」をすることが出来ました。うららかな早春の一日のご報告です。
行程
・13時半、山田南画院集合
・四丁目突き当り、ヒマラヤスギ
・みつ池開放緑地のヒマラヤスギ、彼岸サクラ、ヤマザクラ
・崖線上の道を樫尾俊雄記念館経由ビール坂へ 中段右側のシダレザクラは満開を過ぎ、一部葉ザクラ
・坂下のソメイヨシノ7分咲きを見ながら左へ
・四丁目緑地の下、パークシティを抜けて野川緑地広場へ 60本のケヤキ並木は、新緑まであとチョット
・野川べりのトラストビジターセンターは、サクラとカワセミで大変な人
・ひと休みしながら「野川の河川改修」の展示で勉強 野川べりのサクラを愛でながら神明橋を渡って喜多見ふれあい広場へ
たくさんの家族がお花見 年々賑やかに
・国分寺崖線だけが古くからの自然のみどり、野川も昭和45年の人工河川、喜多見ふれあい広場も小田急線の車庫の上、究極の屋
上緑化だ 野川緑地広場も外環上部の緑地だ。こんなに広いエリアが生物多様性のメッカになっているが、崖線以外全て人工の
みどり、素晴らしいクリーンインフラ(G/I)だ
・この後、みつ池の流れの小径、不動坂経由南画院に戻った。
春の一日、大勢のご家族が崖線のサクラや新緑、野川の水辺をたのしんでおられた。
中川 清史
「冬来たりなば、春遠からじ」寒い中にも、暖かな陽ざしが感じられるようになりました。
いよいよ桜の季節が近づき、さくらフェスティバルの日程が決まりました。
2018年は4月7日(土)8日(日)
*詳細は後日お知らせいたします。
また、4月8日(日)は野川沿いのビジターセンターと、4丁目崖線上の山田南画院では、「桜カフェ」が、世田谷トラスト主催で開かれます。
写真は昨年の様子
世田谷区が区政100年に向け、みどり33に続き「生物多様性地域戦略」を始動しました。
「世田谷区は区制100年の平成44年を目標に区の生物多様性地域戦略「生き物つながる世田谷プラン」を企画し、今般その4つの「リーディングプロジェクト」の一つ「世田谷生きもの会議」の準備のための「プレ会議」が喜多見で開催された。
今年いっぱい検討を重ね、来年1月には「世田谷生きもの会議」をスタートさせるとのこと。
尚、・リーディングプロジェクトは他にも3つあり、
・地域も3エリアあり、
・実現するための柱も3本、
・目標も9つ
私たち「崖線みどりの絆・せたがや」もこれからじっくり中身を勉強し、従来からの実績を基に、どこでどんなことが出来るか検討、世田谷区のみどり33、生物多様性地域戦略に協力し、地球温暖化に強いみどり豊かな世田谷づくりに参加して行きたいと思います。」
平成30年2月12日
中川 清史
成城のイチョウ並木と桜並木の落ち葉掃きは、14年前から始まりました。イチョウは成城のOB会(成城地区成城会)が、
桜並木は成城自治会が実施しています。世田谷区は3年前から住民団体「世田谷みどり33応援団」(現「世田谷みどり33協働会議)との協働事業で落ち葉拾いリレー」なるものを実施、広くパンフレットで区内の落ち葉掃きスケジュールを公表、区民の積極的な参加を呼び掛けています。
私も、成城の桜並木に6回、銀杏並木に4回、成城3丁目のハケの林市民緑地、等々力不動尊、喜多見慶元寺と都合3回参加、世田谷の紅葉を満喫させてもらいました。並木や社寺の高木は人の心を癒すだけでなく、雨水涵養等で地球温暖化対策にも貢献し、景観維持にも貴重で豊かな暮らしを作ってくれます。この環境を子や孫の代まで大切に残してゆくためにも、区民皆で並木や社寺の高木を大切に保存して、質の高い暮らしが出来る世田谷を作っていきましょう。
中川 清史
左から成城の落ち葉掃き、三宿の森の落ち葉掃き、桜並木の落ち葉掃き、イチョウの落ち葉掃き、桜の落ち葉掃き
昭和初期、成城学園が植樹した、地域風景資産であり世田谷百景でもあるイチョウ並木と桜並木の落葉掃きが始まった。
・イチョウ並木 成城学園正門前集合、(成城学園OB会主催)
火曜日、11時から 11/21、11/28、12/05、
土曜日、15時から、11/25、12/02、12/09、
・桜並木 北側、(駅中央北口を出て、北へまっすぐ6角)
南側、(清川美術館前集合)
南北ともに火曜日、金曜日、10時から(成城自治会主催)
11/17、11/21、11/24、
11/28、12/01、12/05、
12/08、12/12、
尚、今年、テスト的に成城3丁目、国分寺崖線の地域風景資産「ハケの林」の
「落葉かき」を実施しました。11月19日(日)「みどりの絆」中心に12名で
斜面の階段や階段に近い部分を掃き、落葉を落葉ダメに入れました。
世田谷が誇る貴重な自然遺産”国分寺崖線”の樹木(敷地約 1800㎡)が、この10月に全伐採され、見るも無残な姿になってしまいました。近隣住民の反対を無視し、長い年月、風雨に耐えて育った大切な樹木(大木もある)を、すべて根こそぎ除去し、みどりを保全するという時代の要請に逆行して行う無謀な開発行為に対し、怒りが収まりません。『これが”人”のやることか』との専門家の声もあります。
写真は、我が家から見た旧T邸の伐採前と伐採後のものです。
みどりを保全し、今後かかる暴挙を防ぐためには、開発行為を優先するガラパゴス化した現法令を、見直すことが緊要と思います。 (碓井 良明 記)写真共
*今回の碓井様からの投稿は、昨年4月の「成城3丁目のマンション計画」(吉田様、藤嶋様よりの投稿)の経過情報となります。
下記は前回の記事「アーカイブ2013~16」4/9「成城3丁目のマンション計画」
旧T邸を崖線の下側から見上げた様子。旧T邸の庭園には多くの樹木が! 解体が始まっています。 (藤嶋 写真提供)
春に続いて、世田谷土木計画課が10月10日(火)~13日(金)までの4日間、世田谷区本庁第1庁舎1階ロビー展示場で「世田谷ダム展(雨水涵養事業部)」を実施しています。
私達「崖線みどりの絆・せたがや」は、協同事業者としてパネルを展示させて頂きました。
この間、本庁をお尋ねの皆さま、ぜひ第一庁舎入り口奥のブースをご覧いただけたら幸いです。
9月30日(土)野川の神明橋付近で「野川の多自然川づくりを考える連絡会(野多連)」と「野川とハケの森の会」が同時間、同じ場所で外来植物のアレチウリの駆除と清掃作業を実施した。野川のこの辺りは昭和45年にできた人工河川なのだが、コンクリの三面張りでなく、土で貼ってくれて47年、今や生物多様性のモデル地区である。国分寺崖線の森や湧き水、自然豊かな野川、究極の屋上緑化の喜多見ふれあいの広場に、外環上部の野川緑地広場、全ての異なる自然が野川中心に繋がっている。東京都内で一番飛来する野鳥の種類が多い地が、小田急~谷戸橋間なのだ。野鳥のエサになる昆虫、木の実、小魚等たくさんの種類がいるからです。多自然であり生物多様性なのです。一晩しか泊まらない鳥も含めて130種以上が飛来すると聞きます。
今日お掃除やアレチウリの駆除をした二つの会だけでなく、月曜にその片づけをする世田谷区も皆が野川が大好きで、大切に保全管理をしているのです。東京都も50ミリ対応の豪雨対策で野川の河川改修をやっており、この地区の自然環境・景観にも気を使い、去る9月27日夜トラストのビジターセンターで小田急~谷戸橋間の河床整備の説明会を実施しました。なんと60名からの方々が集まりました。勿論、洪水を心配される方もだが、大半の方はここの自然や景観を気にされていた。それくらい大勢の方々が野川を愛してくださっている。今日も汗を流して、ゴミ拾いや皮手袋をしてアレチウリの駆除をしてくださった。 それを見ていた右岸のオオシマザクラがご褒美に一輪咲いてくれました。
9月1日防災の日に、成城の街の門や玄関に「OK」という緑の旗がかけられていました。
公の昆虫調査員の方から、「あれは何ですか?」とのご質問メールをいただきましたので、お答えいたします。
災害時に万が一発災した時、大切なのは初期消火と重傷者を一刻も早く救助することです。そのため3年ほど前、成城自治会が緑の(OK)と赤の(助けてSOS)という2枚のカードを、会員だけでなく全1万戸に配り、これの提示訓練を毎年3月11日(東北大震災)9月1日(関東大震災)に実施しています。緑のOKの旗が出ている家はとばして、赤のSOSが出ている家と何も出ていない家を皆が助けに入るのです。一刻を争うので、ケガ人がおらず安全で緑の旗を出せる方が全員、緑の旗を出していただけることが大切であり、今回の目標は40%、来年の3月11日に50%を目指しています。
成城四丁目みつ池の涵養域で埋蔵文化財調査をしながら、雨水専用下水管埋設工事が進んでいる。
みつ池涵養域の成城四丁目では、浸透性の雨水専用U字溝や交差点の角には浸透桝が設置されて居ますが、一昨年あたりから毎年二~三角程度、四丁目のみつ池緑地入口にあるシールドで、野川上野田橋橋詰に繋いだ雨水専用下水本管に繋ぐ下水管の工事が進んでいる。今年も三か所実施されて居り、この暑いさなか、埋蔵文化財の調査を実施しながら、ゆっくり進んでいる。この辺りの崖線は湧水が豊富であり、古代から人が住んでおり、遺跡や横穴墓が沢山見つかって居り、例え下水管の工事であろうとも埋蔵文化財調査が必要なのである。
去る7月29日(土)神明の森みつ池の夏の体験教室が実施されました。夏休みということもあり、親子連れの参加が多く、定員30名のうち、2班20名は親子連れで、水や土の中の昆虫や季節の植物など、広い林やせせらぎ、池の周りで観察しながら勉強していました。
*写真下 左はキツネノカミソリ 右はアサギマダラ
NPO法人「雨水街づくりサポート」主催の「雨の甕(カメ)ワークショップ」が「崖線みどりの絆」の後援により、7月16日(日)野川沿いのトラストビジターセンターで実施しました。
地球温暖化が急速に進み、梅雨時から豪雨や土砂災害、猛暑や渇水が続きます。雨水は直接下水や河川に流さず、浸透させることが大切と叫ばれています。
今回のイベント、午前中は雨水を自宅の生活用水等に有効に使っているお二人、九州博多、樋井川の角銅久美子さんと世田谷、下北沢の早坂悦子さんから、生のお話をパワーポイントを使いながらお聞きしました。
午後からは、角銅さんから頂いた甕を活用して雨庭づくりの実習を、NPOの神谷さん、みどり33応援団の中井さんや農大の学生さんたちと一緒に夕方まで実施しました。数日間、ビジターセンターの駐車場脇に展示します。
中川清史
今年も「みどりの絆」メンバー松崎加寿子さん(仙川・緑と水の会)企画の写真展が開催されます。
写真展「成城・砧それぞれ色々」
期間:9月20日(水)~24日(日)
場所:成城2丁目 清川泰次記念ギャラリー
今年もみなさんの写真を展示させて頂きます。大勢の方々の出展をお待ちしております。
詳細は、追ってお知らせいたします。
成城3丁目のT邸が相続で家屋敷を手放し、現在不動産会社の所有になっている。椿、紅葉、木斛、高野槙、百日紅、伽羅、柚子、ピラカンサスなど多種多様な樹木が植えられており、近隣住民は何とかこの環境が維持できないかと願っていた。今のところ所有者のS社は「できるだけ樹木を残し、一宅地として販売したい」と言ってくれてはいるが、建物を解体するに際して、かなりの樹木が伐採されることになった。少しでも移植できないかと、あれこれ可能性をさぐった。幸い近所に住むK氏宅が敷地に余裕があり、伐採される運命であった樹木を快く引き取ってくださった。
解体までのわずかな時間に、K氏宅お出入りの庭師さんたちが大車輪で移植作業を行い、庭木の引っ越しが完了した。時間が十分になかったために、伐採対象の一部しか救えなかったが、同じ成城内で紅葉、椿、伽羅などが場所をかえて生き続けることができるようになった。移植を許可してくれたS社、引き取ってくれたK氏に感謝したい。
手押しポンプのついた井戸も残してほしいと頼んだが、これは聞き入れられず、あっという間に埋め戻されてしまった。残念!
この敷地が今後どのような方の所有になるかわからないが、みどりを愛し、この環境を好んでくださる方の手に渡ってほしいものだ。
文責 吉田
今年も世田谷区土木事業担当部が、5月29日(月)~6月2日(金)の1週間、世田谷区本庁舎入り口の展示場で「世田谷ダム展(雨水涵養諸事業)」を実施します。「崖線みどりの絆・せたがや」も昨年に続きパネルを展示いたします。この間に本庁をお尋ねになりましたら、第1庁舎入り口のブースを覗いていただけたら幸いです。
中川清史
耐震工事や展望デッキの工事が終わり、不動坂を上がった国分寺崖線を見下ろす山田南画院が、4月23日(日)に
プレオープンしました。正式オープンは5月2日(火)。
昭和12年に建てられた洋風建築に新たに作られた展望デッキから眺める新緑の美しさ。10時半の第1回説明から3時の最終回まで、大勢の方で大変な賑わいでした。
5月2日からオープンいたしますので、是非新緑の国分寺崖線と成城の洋風建築をお楽しみいただき、猪股邸やこもれびの庭、樫尾俊雄記念館などとセットで、春の新緑の散策をお楽しみください。
中川清史
成城4丁目の旧山田邸(山田南画院)が、23日10時より15時までプレオープンします。
ここは昭和10年頃の近代洋風住宅で、平成28年2月、世田谷区の有形文化財に指定。耐震改修工事済み。
建物も一見の価値ある近代洋風住宅ですが、新しく造られたデッキからは、神明の森みつ池を見下ろせます。
新緑の今が一番美しい季節です。
グランドオープンは5月2日(火)10時。
〇道順〇成城学園正門を西へまっすぐ700m、突き当りを左へ3軒め。
成城には「3丁目 こもれびの庭」「4丁目野川沿いトラスト・ビジターセンター」をはじめ多くのご家庭で、2月から3月にかけてクリスマスローズを見ることができます。
成城の国分寺崖線の西側を流れる野川は、今、河川改修が進んでいますが、河川の改修問題や水枯れ対策などで、4~5年前から九州博多の樋井川と連携しています。25日に三田の建築会館で実施された「市民のための畜雨とグリーンインフラ」というシンポジュームに樋井川の角銅さんと野川の中川がパネラーとして参加しました。26日には成城のトラストのビジターセンターに、角銅さんや福岡大学の伊豫岡先生始め、「(雨を)タメルンジャー(5レンジャーをもじって)のメンバー(九大、福大の学生)」が来られ、子供たち向けのショーと「畜雨の大切さのシンポジュームにを実施しました。ショーは子供たちの歓声でいっぱい、シンポジュームも盛況でした。
中川 清史
昨年末、日経BP社より「決定版 グリーンインフラ」なる本が発売されました。一昨年の8月14日に閣議決定されたグリーンインフラ。「自然の力を賢く使い、地球温暖化に強く環境に優しく、防災力もあがる開発の仕方」その後各地で国交省や先生方が講演をしたり、海外の実例の紹介があったりしましたが、今般初めて「グリーンインフラ」とタイトルのついた出版物が発刊されました。国交省の担当者も参加し50人からのメンバーでまとめた390ページからのもの。但し少々お高く、3200円+税となっています。 要はこれからの開発は、みどりや景観をしっかりと考えて、雨にも暑さにも負けない環境に優しい開発を官民挙げて取り組もうよ、ということです。私達「崖線みどりの絆」も、しっかりグリーンインフラを応援してゆきます。
中川清史
現在、小田急まで来ている野川の河川改修は、29年度からは一番自然環境や景観が素晴らしい神明橋周辺にさしかかります。世田谷区内野川関連性住民4団体で作った「野川の多自然川づくりを考える連絡会」が、東京都と如何にこの区間の樹木や環境、生き物といったものを残せるか折衝しております。
今般、このメンバーが東京都から提供を受けた図面を基に、250分の1の模型を油性粘土で作っております。これを使ってどのように河川改修をするか、東京都と話をする時や住民の皆さんと話をする時に粘土を削ったり貼り付けたり、河道を動かしたり、実現可能か話し合いたいと考えて作っております。
中川 清史